労働事件 | 担当弁護士 中上幹雄

労働事件として取り扱う主な事件としては下記のような事件があります。

1 内定取り消し、試用期間満了に関する問題
2 残業代を含む賃金、退職金に関する問題
3 配転、転勤に関する問題
4 パワハラ、セクハラに関する問題
5 メンタルヘルスに関する問題
6 雇い止め、解雇、懲戒に関する問題
7 労働災害に関する問題
8 不当労働行為等、組合に関する問題

労働事件の特徴

私が担当する労働事件をみると、中小企業、大企業を問わず法務部を特に設置していない会社では労働法上の知識不足から無用のトラブルになってしまった例が多く見られます。また確信犯的に労働法に違反しているケースも見られます。いずれの場合も、その後のトラブルへの発展を考えれば、もっと早めに相談して頂ければもっと良い解決ができたのにという案件がたくさんあります。
この分野は、近時「働き方改革」をはじめとした法改正や重要判例が多く出されているため、常にアップデートが必要な分野といえます。

労働事件の解決方法

現実にトラブルが発生してしまった場合には下記のような解決方法があります。

1 個別交渉、団体交渉等の交渉による解決
2 労働局でのあっせんによる解決
3 対組合の場合の労働委員会による解決
4 裁判所での労働審判による解決
5 裁判所での裁判による解決

方針

早期解決が必要な場合には、労働法違反の程度により和解による解決を図ります。
会社としての秩序維持、統制を重視する場合には、裁判による判決を求めます。

実績

当事務所において取り扱った労働事件は、75年間の歴史を考えれば、数える事は困難ですが、上記に示した労働案件はすべて取り扱っておりますし、常時、裁判案件、交渉案件を含め、数多く取り扱っております。初動が肝心ですので、早めのご相談が重要です。組合からの受任はできませんが、利害相反事案でない限り、労働者からの相談も受け付けております。

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