企業法務 ｜ 担当弁護士 澤田恒・中上幹雄
この分野では、以下のような案件を扱います。
各種契約書・意見書作成、チェック
各種社内規定整備
株主総会の運営に関する問題
株主代表訴訟その他役員の責任に関する問題
コンプライアンスに関する問題
企業再編に関する問題
金融取引に関する問題
企業取引に関する問題
独禁法、下請法に関する問題
株式取得、会社支配に関する問題
その他苦情対応、事業承継など会社経営者が直面し、悩まれている問題
本分野の特徴
企業法務という分野は、簡単に言えば企業をめぐる法律問題のアドバイスを含めた法的サービスを提供する分野ということになりますが、企業には中小企業から上場企業までありますし、また業種や形態も多種多様であることから、おのずから弁護士へのニーズも多種多様になってきます。たとえば
- 遠い昔は、信頼関係があるのに契約書など要らないという経営者もおられましたが、いざトラブルが発生した場合、契約書があるかないか、契約書がある場合に、どのような記載になっているかにより有利不利が大きく変わってきます。
- コンプライアンス重視が叫ばれる今日、上場企業のみならず中小企業にとっても、取引先との関係などから法令のみならず社会的ルールに従って企業活動を行っていくことが、その企業の利益にも影響してくる時代となり、法律問題は避けては通れなくなってきました。
- 株式会社の運営においても、１人株主なら特に問題がなくても、複数株主の場合には、中小企業においても会社法に関する知識が必要とされてきます。
- 中小企業の経営者は孤独だと言われますが、法律問題にかかわらず多方面にわたりアドバイスが求められる場合も増えてきております。
このように、企業法務と一言で言っても、多くの問題があります。そのうち、労働分野、債権回収分野などは、相談案件が多いため、別途担当弁護士が対応致しますが、それ以外の上記問題等、企業を巡る問題全般に対応させていただきます。
当事務所におけるサポート
当事務所は播磨地域における中小企業から上場企業にわたる企業の法律顧問として、またその業種も製造業、建設業、運輸業、サービス業、金融機関、自治体等、多方面にわたる企業のサポートをさせて頂いております。規模の大小、また多業種にわたる知識、経験は各企業の法律問題に対応する上でもきめ細やかな対応を可能とさせてくれる大きな武器だと考えております。
株式会社運営の基本は会社法ですが、会社法の遵守はコンプライアンスを要請される上場企業にとっては必須事項でありますが、中小企業にとっても同様です。当事務所では、澤田、中上が上場企業の社外役員を務めておりますが、会社法の実務運用に関する知識、経験は中小規模の株式会社運営をサポートする上でも大いに参考になり、中小企業サポートにおいても十分お役に立てると考えています。
当事務所では、業務分野一覧として、「まち弁」という分野を設けておりますが、中小企業経営者にとっては、特定分野に限らず、そもそも法律問題にも限らず、相談役としての弁護士を求めることもあるでしょう。そのときに、法律問題と杓子定規に考えず、中小企業経営者の話し相手としての弁護士も、企業法務分野に要求される弁護士像であると考えております。
